2019年04月10日

【通販】美容関連商品をメッタ斬りする

当ブログにお越し下さって、ありがとうございます。

※4/10(水)、画像をスキャン画像(photoshop補正済)に差替えました。文字は小さいのですが、引用記事を読んで頂けると思います。

最近本格的な長文が少ないので、残念に思われている方が多いのではと勝手に思い(笑)、今日はホンネをビシバシ書かせて頂きます。気分が悪くなる方もおられるかと思いますが、ご容赦下さい。

以前QVCに没入していた頃は、多少の儀礼的な意味合いからも個人的な熱情からも書くのを控えてきましたが、QVCには昨年暮れの絶望から、過大な期待は少しも抱いてはいず、いわば冷静に世の中の番組の1つとして冷ややかに見ているので、もう今なら、書きたいことを全部書けます。言ってみれば、オウム真理教を脱会したみたいな感じでしょうか(苦笑)


アンチエイジングはプロにたよるべき

私は、先日美容外科でレーザーしみ取りをしてきました。料金は薬剤込みで108,000円。処置後はヒリヒリ痛みましたが(人工的なやけどをしているのと同じなので)、軟膏を1日数回塗布し、1週間ほど様子を見ていると、みるみる顔全体のしみが取れてきました。鼻柱の両側にあった醜い黒いしみもおおむね取れました。素晴らしい。さすがにお金をかけただけはある。しかし、一部のしみは、医師によるとかなり深いので取れ切れていません。様子を見て、また再処置をしてもよいのではないかとのこと。1か所であれば、10,000円程度でできるのでやるべきでしょう。

処置を行ったところ、顔の皮膚のツヤもよくなったように思います。鏡の前に正対しても、だるだる顔に嫌気がさしていましたが、改善されました。肌がキレイになるとこんなにイイのか!

その美容外科ではピーリング治療というのもあって、どこぞのマダムが治療なさっていました。ヒアルロン酸の注射もなさっていたようです。ただ、失礼ながら手遅れに見えなくもなく、早いうちに手を打たないとと思いました。それと、洋服と髪型が…。私が旦那ならいろいろアドバイスもできましょうが…。

私は、中途半端なものを嫌います。風邪気味になったら市販薬など一切飲まず内科に行きます。つまり、市販薬が薬効を弱くして、店頭販売可能なレベルで万人向けの処方をされた薬剤であることを知っているからです。おかげでダラダラ風邪を引きずることはありません。数百円であわよくば風邪を治そうなどと淡い願望を抱かず、数千円かけても専門の内科に行く。結局どちらが得で効率的なのか。私はそう考えます。

エステもそう。エステで痩身? 笑い話も休み休み言った方がよい。美容外科で脂肪溶解注射を打った方が効果がある。皮下脂肪には効果があるようだ。内臓脂肪には効果がないということだが。しかし、その前に「食ってばかりいる」食生活を何とかしたらどうか。旦那は食ってばかりいる嫁を見ても、何も言わないのか。時々抱ければイイのか。獣(けもの)ではないか。

エビデンスのない商法は詐欺と同じであり、「母さん、車が事故っちゃってさぁ、お金がかかるんだよ。200万だよ! 振り込んでよ!」という詐欺と、「痩せますよ!」という商売文句の何が違うのか。

ただ世の中にはお金の使い道に困っておられる方も多いように見受けられるので、そういう方にとっては、粗悪な美容サプリ(正官荘がどうとか高麗人参がどうとか)などに数万円かけるのも、エステで痩せた気に酔ってみるのも悪くはないでしょう。それで気晴らしになるのならね。

私は美しくなるために投資することは素晴らしいことだと思います。むしろ、何もしないで自堕落に生きることをよしとしません。但し、それはきちっとした症例に心底納得し、具体的な治療のメカニズムに納得したならば、の話です。

テレビ通販にとち狂っている方に言いたい。

アンチエイジングは専門家にたよりなさい。大体、単なる「食品」で、ほとんど何のエビデンスもないサプリメントに過大な妄想を抱いたり、宗教的な偽薬効果、集団催眠的な群集心理の中に空虚にたゆたい、時間もお金も無駄に浪費すべきではありません。人間の一生などはかないものです。

本当の医療の最前線にいる人間は、決してあのようなものを評価したりはしません。


プロである医師はどう見ているのか

本当は2017年に記事を書こうと思っていた内容ですが、QVCでガンガン売られている商品を批判することになりかねないので控えていました。ですが、今なら全部書けます。書かせて頂きます。

まず、次の3枚の画像をご覧下さい。これらは、「AERA」2017年4月24日号の「大特集 健康の新常識 ダル重時代の検査ウォーズ」と題した、現役医師526人に聞いた「健康を維持するために何をやるのか」というアンケートをもとにした記事の一部です。

AERA1.png

AERA2.png

AERA3.png
(🄫朝日新聞出版社)


AERA編集部の熊澤志保さん(上記記事ライター)は取材に際して、1つの問題提起を投げかける。

「(健康障害の)救世主こそ、数々の飲料やサプリ、健康食品などの健康商材ではなかったか。現に多くの働き手たちが、期待を抱いて購入に励むためか、市場規模は年々拡大している。」
「(それなのに)医師自身が摂取しているサプリや飲料、食習慣について尋ねると、どの質問でも『なし』が半数近くを占めた。」

これは一体どういうことなのかと。

医師専用コミュニティサイト「メドピア」を主宰し、自身も医師として診療活動を続けている石見陽医師は、こうした疑問に対してこう答える。

「医師はエビデンスがないものを嫌います。ここ数十年、大規模臨床試験で確かめられた医療を提供するという医療教育を受けていました。エビデンスがない、あるいは中途半端なエビデンスに対して、拒否感を示した結果に見受けられます。」
「商業主義や宣伝文句は基本的に疑い、うのみにしない習慣がついています。それほど効果があるのなら、まず薬になっているはずですから」

つまり、エビデンスに類するものがほとんどない、「テレビで売れる」レベルのサプリ=「食品」になど何の期待も持っていないということだ。

また、別の40代の医師(内科勤務、男性)はこう語る。
「エビデンスがないとは効くかもしれないわけだから、自己責任で試してみればよい。」
50代の医師(皮膚科開業医 女性)は、
「プラセボ効果くらいはある」

私が考えていたことそのものズバリではないかと、思わず膝をピシャっと打つような感覚。

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他の医師の声もどんどん紹介致しましょう。

「例えば、コラーゲンは、体内でアミノ酸に分解されて再利用される。コラーゲンのまま体内で利用されることはなく、医学的に無意味」と語るのは、50代脳神経外科勤務医(男性)。

特定保健用食品(トクホ)や栄養機能食品、機能性表示食品については、さらに厳しい声が相次ぐ。

「信用していない」と、50代呼吸器内科勤務男性医。「商売に過ぎない」と、40代内科勤務男性医。「ぼったくり」とまで言い放ったのは、40代精神科勤務男性医。

これだけ医療のプロにけちょんけちょんに評されてもなお、日本人は、魑魅魍魎(ちみもうりょう)としたサプリという名の「食品」を買い続ける。こうした健康食品ブームを、プロはどう見ているのか。

「過度の期待はできないが、健康を意識する動機づけにはなる」(50代、泌尿器科勤務男性医)
「誇大表示」(50代、消化器内科開業医ほか多数)
「規制すべき」(60代、総合診療勤務男性医)
「データのN値(総数)が小さくて怪しい」(50代、眼科勤務医)

こんな声もあった。

「論文とは結びつかない飛躍した考えを述べて販売している。同じお金でおいしいものを食べた方がはるかによい」(60代、消化器外科勤務男性医)


歯科医との会話

私が通院している歯科医院の先生はとてもウマが合う方で、よくいろいろなことを話します。次はその一部。

私「サプリとかどう思います? 最近スゴいじゃないですか。市場も拡大しているし」
先生「あぁ。プロはああいうもの信じていませんよ。だって身体に吸収されない限り、意味がないですからね」
私「身体にちゃんと吸収されるかどうかというエビデンスがないという…」
先生「そうですね。ただ、私もコラーゲンで肌が若返るとか聞くと,一瞬買いそうになりますけど(笑)」
私「ですよねぇ〜(笑)」

その先生は女性なので、やっぱり「効果などない」と百も承知しているのに、CMやテレビ通販で、これ見よがしに「コラーゲン」やら「プラセンタ」やら「イソフラボン」「DHA・EPA」などの効果に関する「美辞麗句」を聞けば、心が動くのだ。

私は、小泉構造改革以降の岩盤規制破壊により、テレビでかつては規制されていた薬効や健康食品に関する基準が下げられ、日常的に怪しげな食品がわがもの顔で闊歩(かっぽ)していることに危惧を覚える。前述の通り、詐欺と変わらないではないかとすら感じている。悔しいなら、数か月単位で肌に、体内の細胞にどのような効果・変化があったか定点観測した追跡VTRとグラフ、数値を放映・発表して頂きたい、それもN値(総数)を大きく設定してだ。

「テレビでは言えないことがある」と、よく言われる。それなら、売らなければいいではないか。正面から言えないような怪しい商品を売っていて良心がとがめないのか。

実は、前記「AERA」誌は、私が通っている美容院の先生(男性)が、私にくれたもの。施術中私が食い入るように熟読しているのを見ていて、術後、先生が「●●さん、これよかったらどうぞ。」と譲ってくれたのだ。

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以上の点から、私はこう結論づける。

肌を若返らせたいのなら、美容皮膚科または美容外科の門をたたくこと。
顔のしわをとりたいのなら、やはり美容外科の門をたたくこと。
健康を維持したいのなら、適切な睡眠と栄養バランスに配慮した食生活を維持すること。

これ以外に一切の解決策はない。

【補記】
また時間があったら、美容外科探訪記をまとめます。
posted by ロロ at 11:52 | Comment(0) | 通販 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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